今週のお題「憧れの人」 たまに、はてなブログの今週のお題に答えてみるか。今週のテーマは「憧れの人」。憧れの人と「烏合の衆」 私には特定の憧れの人はいない。「憧れの人」がいるということは、「憧れていないその他大勢の烏合の衆」の存在認知と表裏一体の問題だと思う。それは最終的にはファシズムに行きつくし、憧れていない烏合の衆の排除の論理へと繋がる危険思想である。「憧れの人」と男女の結合 人間は何に憧れるのだろうか。一つには自分の欠けているものを補ってくれる人物に憧れる。それは男女の関係もそうだし、日本の国造りの神話もそうやって創生されてきた。男女の結合の根源に憧れがある。…さらに読む
「いいくにつくろう、鎌倉幕府」は日本史で最も憶えやすい語呂合わせで、鎌倉幕府の成立を1192年と記憶しているロスジェネ世代も多いことだろう。しかし最近の中学や高校の歴史の教科書では、鎌倉幕府の成立を源頼朝が征夷大将軍に任命された1192年ではなく1185年と教えている。語呂合わせは「いいはこつくろう、鎌倉幕府」。1185年に文治の勅許により源頼朝が諸国に守護・地頭を設置することが認められ、軍事・警察権を実質的に掌握したことを源氏政権の成立と見なす学説が主流になってきたことが大きい。…さらに読む
福島県で中学時代を送っていた頃、仙台の本屋さんで千葉真弓『ファシクラ伝』という漫画を買った。(支倉常長の肖像画) 『ファシクラ伝』は、江戸時代初期に伊達政宗の慶長遣欧使節団としてメキシコ・スペイン・ローマを訪問した支倉常長という人物を描いた漫画だ。この慶長遣欧使節団はスペインとの交易とキリスト教の司教の座を仙台に設置することを主目的であるとされている。当時のスペインの王宮やローマには日本のキリスト教弾圧の情報が伝わっていたので、交渉は大きな成果をあげず帰国したことになっている。(慶長遣欧使節団のルート。…さらに読む
facebookの友達から1月1日の夜は渋谷から人混みが消えて幻想的な光景が見られると教えてもらって、近所の様子をD810で高感度撮影してきました。写真は素人なので構図はあんまり上手ではないです。狂った街・東京の素顔。スクランブル交差点 人がいなくなったスクランブル交差点 誰もいなくなった渋谷駅・ハチ公改札。センター街 センター街の入り口。人よりもゴミの数の方が多い。センター街の中。ネズミが走り回っていた。夢と欲望のネズミの王国。ゴーストタウン「センター街」 センター街の奥は闇に包まれている。こちらの通りもネズミしか通るものはいない。誰も歌う人のいないカラオケ。静寂だけが木霊する。…さらに読む
『国民クイズ』という漫画をご存じだろうか。1993年に『モーニング』で連載されていたディストピアSF漫画だ。今となっては知る人も少なくて話題に出ることも少ないが、私は小さい頃にこの国民クイズを読んで強い印象を受けた。1993年という時代はバブル経済が崩壊した直後で、まだ日本は世界第2位の経済大国で、世界中に商品を売り歩き、アメリカの企業やロックフェラービルなど様々なものを買収していた豊かな国だった。将来の世界経済は日本を中心に動くという本も沢山あった。その時代を象徴する漫画で内容も皮肉に飛んでいて面白くオススメなので紹介させて頂きたい。『国民クイズ』は未来を描いた漫画だ。…さらに読む
相馬に住んでいたときは全然不思議に思わなかったけど、結婚していた時に冠婚葬祭などで妻と一緒に相馬に帰省したときに妻に驚かれたことがある。それは「隣組」の存在。相馬には今も隣組が残っている。隣組とは 江戸時代には農村や町に「五人組」と呼ばれる連帯責任・相互監察・相互扶助の組織があって、これが末端組織としてお互いを監視したり助け合っていたことは歴史の教科書にも書かれている。隣組は、この五人組の慣習を利用する形で、戦時色が強まりつつあった1940年に内務省が訓令した「部落会町内会等整備要領」によって全国に組織された。…さらに読む
「ブロガー」「メディアクリエーター」の呼称論争は超どうでも良いのだけど、「ブロガー」という言葉が相対化されているのを聞いて2002年頃の日本のWebを思い出した。「ウェブログ」って何? ブログは元々ウェブログと呼ばれた。2002年頃から「アメリカでは9.11以降、ウェブログが急速に流行っている」という話を聞いた。個人が情報発信できて論説や日々の記録を書き綴れるツールとして紹介された。しかし、この「ブログ」(ウェブログ)が日本で流行るかどうかに関しては、当時「ブログなんて流行らないんじゃねーの?('A`)」という懐疑的な意見がかなり多かった。…さらに読む
第二次世界大戦までの日本の諜報活動や防諜活動に関しては、終戦前後に多くの資料が焼却されていないため詳細が分かっていない部分が多いが、当時の回顧録や近年になって公開されたアメリカやイギリスの情報機関の資料などによって明らかになった部分もある。日本を巡る諜報事件としては、ソ連のスパイ・ゾルゲが日本政府関係者や新聞記者と接触して御前会議の「帝国国策遂行要領」などを入手し、日本がソ連攻撃ではなくアメリカ・イギリス・オランダの支配する南方に向かう予定であることをソ連政府に報告していたゾルゲ事件が有名だけど、今回はあまり知られていない「ジミー」と「ラットランド」を取り上げる。…さらに読む
ヒトデさんの記事を読んで、自分が低学歴になった経緯を何となく回想してた。父は私に医者になってほしかった 福島県の県立高校受験の合格発表日。東京で地下鉄サリン事件が起きた日だった。相馬高校に張り出された理数科の合格者の中に私の名前があった。相馬高校は福島県内で4番目に古い旧制中学が始まりで、相馬市の中学生の多くが相馬高校に進学するので、高校卒業後の進路も東大に受かる人もいれば専門学校に進む人や農業を継ぐ人もいて様々だった。普通科と理数科があって、私の合格した理数科は特に理数系の授業が多いというわけではなく、事実上の国公立大学向けの進学クラスだった。理数科に落ちると普通科として入学することになる。…さらに読む
GMOソリューションパトナー株式会社からSEOの営業電話が掛かってきたよ! 先週は鬱で沈んでいたのですが、会社に掛かってきた電話だけは取るようにしていました(Skype経由で受信しています)。会社に掛かってくる電話ってほとんどが営業電話なのですが。そんな感じで先週はGMOソリューションパートナー株式会社から電話が掛かってきました。内容はSEOの営業電話。ちょっと会話した内容を思い出して書いてみる。電話の内容(テレアポの人と) 「わたくしGMOソリューションパートナーの○○と申します。恐れ入りますが齊藤代表はいらっしゃいますでしょうか?」 「はい、私です」 「大変失礼いたしました。…さらに読む
パナマ文書に載っていると指摘された日本企業リスト 「パナマ文書」がネット上で盛り上がっている。タックス・ヘイブンで租税逃れをしている企業や個人のデータ(2.7テラバイト)がパナマの法律事務所から流出して、アイスランドでは既に政変も起きている。しかし、日本では報道の扱いは小さい。パナマ文書には電通や大手スポンサー企業も載っているから、日本のマスコミはパナマ文書を大きく報道しないし、日本政府も調査しないことになったという話が広がっている。その企業リストとは以下の通り。パナマ文書もといオフショア・リークスより日本の企業を抜粋してまとめてみた。太文字は上場企業。…さらに読む
『地球を「売り物」にする人たち』 マッケンジー・ファンク『地球を「売り物」にする人たち』を読んだ。この本は発売前から興味があってAmazonで予約注文して発売日当日に購入したけど、なかなか読む時間が取れなくて今日読了。著者はキューバのグアンタナモ強制収容所から初めて解放された囚人にインタビューしてアメリカの拷問の実態を明らかにするなど気鋭の若手ジャーナリスト。地球温暖化はビジネスチャンスになる この本の内容は地球温暖化による気候変動が止められないことをビジネスチャンスとして捉えて活動している企業・個人・国家などを取材したルポルタージュ本となっている。…さらに読む
MacといえばHomeBrew 皆さんMacを使っていますか?私もMac・Linux・Windowsを3つ使い分けています。Macのパッケージ管理システムと言ったらHomebrewですね。私は新しいマシンが入ったらまず先にHomebrewをインストールしています。MacへのアプリケーションのインストールもApp Storeじゃなくて基本Homebrewから。ここで私がHomebrewでインストールしているアプリ一覧を晒してみます。…さらに読む
神聖皇兄ナスリム 『風の谷のナウシカ』の原作には好きなキャラクターが多数登場するけど、その中で群を抜いて好きなのは土鬼諸侯国連合の神聖皇兄ナスリムだ。彼は国土のほとんどが腐海に飲まれた土鬼の地で、皇弟から実権を奪って僧会を滅ぼし、クシャナと結婚してトルメキアに侵攻を計画する。彼はそれを「たそがれの王国」と呼んでいた。「ヒドラだけでは心もとない」という言葉があるんだけど、そこに彼の孤独なニヒリストとしての心境が投影できて深く共感できるものがあった。彼が本当にほしかったのは、もしかしてトルメキアではなくて実はクシャナだったのかもしれない。…さらに読む
戦後、高度経済成長に伴って全国各地に商店街が出来た。そこでは地域のおじさん店主が「おう、坊や、元気か?」と声を掛け合ったり、明るくも甘酸っぱい商店街を取り巻く地域の思い出が沢山あったのだろう。しかし、今や全国で商店街がシャッター商店街への道を歩んでいる。地方にはイオンやかっぱ寿司など東京資本の全国チェーンが怒濤のように進出してきていて、今や地域の雇用はこれら東京資本が握っているのが正直な現状だ。もちろん、創意工夫で町おこしに成功した商店街もある。しかし、それはテレビニュースで語られるぐらいに稀な話題だ。全国の多くの商店街は、イオンほど賢い戦略が描けているのではない。…さらに読む
高校時代、いつか革命が起きると信じていた。私が入学した相馬高校は公立の男子校だった。私はその相馬高校の中でも理数科だった。理数科とは名ばかりで、国公立大学志望の選抜進学コースだった。例外的に理数科では女子の入学が認められていたが、勉強にしか興味のない女の子しかいなかった。毎日毎日、ひたすら受験勉強が繰り返された。本来はELTの外人の先生と英語の楽しさについて学ぶはずの授業も、おっさんの英語教師が来て英語の文法演習に充てられた。私は急速に学校の勉強に興味を失っていった。中学の時は学校トップだった成績も、一気に赤点まみれになった。そんな中で私が興味を持ったのは革命思想だった。具体的にはマルクスだ。…さらに読む
今日もコンビニ弁当をレンジでチンして食べた。なぜ人間は温めた食べ物を「おいしい」と感じるんだろう? ご飯、ラーメン、味噌汁、煮物、炒め物、みんな温めてから「フー!フー!」と冷ましながら食べる。多少「熱い!」と感じるくらいが一番おいしい。なぜ、この温度をおいしいと感じるんだろう?温めたご飯を冷ましながら食べるという行為は進化論的に非効率なのではないか? この疑問をfacebookに書いたら、「加熱は消化のアウトソーシング」という回答を頂いた。確かに加熱することによって、人間の体内への消化吸収をアウトソース出来る。…さらに読む
私は大東文化大学というFランク大学を中退した。大東文化大学というと、関東の私大でいうと「早慶上智」の次の「MARCH」の次の「日東駒専」の次の「大東亜帝国」の部類に入るので、一般的には「滑り止めの滑り止め」的な認識をされる大学だ。大学案内のパンフレットには、「私達は大東大。ビッグ東大です」って書いてあって、入学する時にもそういう話があってコンプレックス丸出して恥ずかしかった。大学時代は大東雄弁会というサークルに入った。弁論やディベートや社会科学の研究会を行うサークルだ。…さらに読む
私はネット弁慶で書き言葉は得意な方だけど、コミュ障なので会って話すのは苦手。(@zou_da_zou) 私のネットの書き込みを読んで「ぜひ会ってみたいです」と興味を示してくれた人が期待に胸を膨らませて私と会って話して、一通り会話が終わると「文章がすごく上手ですよね〜!」って言われる。いや、いま会話しているんだけどw そして決まって「またネットでの書き込み楽しみにしています」って言われる。ああ、そうか、そういう役回りなんだな、自分は…。特に女性と会った時に言われると結構ショックがデカい。恋愛関係を持ちたいとかそういう意味じゃないんだけど(既婚者だし)。同じように飲み会でもうまく話せない。…さらに読む

