国会議事堂と議員会館は地下通路で繋がっている

国会議事堂には正門がある。ただし、国会議事堂の正門は、議員の初登庁の時か、天皇陛下が参議院にいらっしゃる際にしか開かれない。あなたは国会議員が普段どのように国会に通っているか見たことがあるだろうか?見たことがないだろう。

(2008年頃に私が撮影)

国会議事堂には地下がある。国会議事堂の地図は公開されていないが、一般見学ルートでも地下に降りる階段が存在するのは確認することが出来る。

国会議事堂と議員会館の地下は地下通路で繋がっている。国会議員は通常、議員会館から地下通路を使って国会議事堂に登院する。この地下通路は保安上の理由で国民に公開されていない。元議員関連の友人の話によると、最近はこの地下通路に動く歩道も出来たらしい。「一番深いところまでは行ったことは無いが、大手町あたりまでは全部繋がっている」と言っていた。

マスコミが国会議員の登院の様子を報道しないのは、この地下通路の保安目的だ。国会議員が車とか徒歩で国会に登院する様子は通常テレビなどでは出ない。初登院の日以外は正門は閉ざされているのだから。だから、国会議事堂前駅や永田町駅はあんなに複雑な構造をしている。

この地下通路の存在は、Wikipediaにも少しだけ記述がある。

議員会館

地下には食堂、売店を備えるほか、地下通路により国会議事堂及び東京地下鉄国会議事堂前駅・永田町駅とつながっている。

1960年の安保闘争の際、岸総理を国会に出席させないようにデモ隊が国会議事堂周辺を取り囲んだことがあった。でも、岸総理は国会に出席できた。そこから、「太平洋戦争時代に掘られた地下通路が存在するのではないか」という話が都市伝説風に語られていたが、今や地下通路の存在は公然の秘密だ。

「東京ディズニーランドにはオリエンタルランドの関係者しか入れないお酒が飲める秘密クラブがある 」という都市伝説もあった。この「クラブ33」の写真やレビューは今や食べログでも閲覧できる。都市伝説は全部が真実ではないが、その内の幾つかはネット時代に証明された。

反原発デモとかで国会議事堂を取り囲んでも無駄なんですよ。国会議事堂を封鎖しても、議員諸賢はいつでも国会に登院でき、議決することが出来る。