なぜ人間は温めた食べ物を「おいしい」と感じるのだろう?

今日もコンビニ弁当をレンジでチンして食べた。

なぜ人間は温めた食べ物を「おいしい」と感じるんだろう?

ご飯、ラーメン、味噌汁、煮物、炒め物、みんな温めてから「フー!フー!」と冷ましながら食べる。多少「熱い!」と感じるくらいが一番おいしい。

なぜ、この温度をおいしいと感じるんだろう?温めたご飯を冷ましながら食べるという行為は進化論的に非効率なのではないか?

この疑問をfacebookに書いたら、「加熱は消化のアウトソーシング」という回答を頂いた。確かに加熱することによって、人間の体内への消化吸収をアウトソース出来る。人間は何度か絶滅の危機に瀕したことが遺伝子などの調査で明らかになりつつあるが、アウトソースした食物をおいしいと感じる性質が強い性質を持った人々が生き残ったのだろうか。

ただ、水やジュースは冷たい方がおいしい。アイスも冷たい方がおいしい。サラダやフルーツやおひたしや刺身も冷たい方が美味しい。寿司は常温がうまい。飲み物が冷たい方が美味しいというのは、乾燥という点から理解できるが、冷たいアイスがおいしいと感じることや、生野菜が生温かいとおいしいと感じない理由は何なのだろう?

この絶妙な温度と、料理による適切な温度の違いに、「進化の秘法」が隠されていると思う。

…と思いながらレンジでチンした弁当を食べた。