Amazon Kindle Storeへ電子書籍を出展
Amazon Kindleストアが本格的にスタートして、電子書籍ブームが到来しようとしています。
そのAmazon Kindleストアに自分のブログの記事を電子書籍化して出品することに成功しました。その手順を解説します(参考:ブログをMT形式で書き出し→MyBooks.jpでEPUB化(無料)→KindleGenでKF8化→Amazonで自費出版)。
自分のブログ記事をEPUBでエクスポート
まず、ブログ記事のデータをWordPressのePUB Exportというプラグインで、ePub形式で出力します。
ePub Exportは、記事単位でEPUBファイルが作られます。ブログ全体をEPUBに変換して出力するプラグインはまだWordPressには無いようです。
kindlegenでmobi形式に変換
プラグインで記事をEPUBに変換したら、次にKindleGenというAmazonが提供しているツールでmobi形式に変換します。KindleGenはコマンドラインツールという点にご注意ください(Linux版もあります)。Linux版は以下のコマンドで動作しました。
./kindlegen (EPUBファイルのパス)
これで、EPUBファイルのディレクトリと同階層に.mobiファイルが生成されます。
Amazon Kindleダイレクトパブリッシングに登録
このファイルをAmazon Kindleダイレクト・パブリッシングの管理画面から登録します。電子書籍の価格や自分の銀行口座情報なども合わせて入力しました。価格は無料にしたかったのですが、価格設定が必須だったので100円にしました。mobiファイルのアップロードが正常完了すると、Amazonから「48時間以内に審査します」という通知が画面に出ます。
私の場合、だいたい16時間後くらいに審査結果が来ました。5分で作った適当な内容だったのに、承認されました。
実際にAmazon Kindle Storeに掲載された電子書籍は↓です。
内容的にはひどいものですが、実質15分くらいの作業で電子書籍をAmazonで出品することに成功しました。作りこんだらもっと凄いのが作れそうです。