自宅サーバーを自作しました

今までの自宅サーバー

今まで、自宅サーバーはZBOXNANO-AD10という超小型ベアボーンを使っていました。超小型なので設置場所に困らず便利だったのですが、メモリスロットが1つしかないためメモリ8GBまでしか詰めませんでした。また、CPUのAMD Fusion E350 APUは低電圧ですが、その分性能があまり良くないので、ブログもアクセスアップしていることだし、サーバーを増強することにしました。

ZBOXNANO-AD10

Shuttleサーバー

今回も筐体はベアボーンを使いました。ShuttleのSZ77R5です。マザーボードとPCケースからの完全な自作でも良かったのですが、自宅が1LDKという制約があって、MINI-ITXの筐体しか置けない。MINI-ITXでメモリスロットが4個あるマザーボードはなく(全部最大2個)、メモリスロットが4個あってIntel Ivy Bridge Z77に対応しているのは、SZ77R5だけだったので購入を決めました。サーバー用途だとCPUはXEONとか、サーバー専用の筐体とかもあるのですが、今回は予算の都合でPCサーバーにしました。

SZ77R5

以下、スペックを列挙していきます。

ベアボーン

SZ77R5の中身

CPU

Intel Core i7 3770 BOX

メモリ

W3U1600HQ-8Gを合計4枚(32GB)

ストレージ

SSD Crucial RealSSD C300

HDD WESTERN DIGITAL WD20EFRX

NIC

ベアボーンのオンボードのNICはイマイチ信用していないので、PCI-e接続のIntelのNICを買いました。
Intel EXPI9301CT

DVDドライブ

IOデータ DVR-S7280EK

OS

openSUSE linux 12.2

ベアボーン構築時に問題発生

ベアボーンなので比較的順調に自作作業が進んだのですが、途中で問題が発生しました。ShuttleにはICE Genie3という独自のCPUクーラー&ケースファンが付いているのですが、そのネジがCPUソケットの穴にはまらなくなって歪んでしまいました。このままではCPUを冷やすことが出来ないので、急遽、秋葉原に行って小型のCPUクーラーを買って来ました。

CPUクーラー

KOZUTI「小槌」

何か取り付け方が大変で、マザーボードの裏側からネジを通さなければならなかったので、CPUクーラーのネジ固定は諦めました。グリスで密着しているので、地震でも起きたり激しく揺らしたりしない限り、CPUと接着部が離れることはないと思います(サーバーでそれでいいのかっていう問題はありますが)

自宅サーバー構築完了

無事にサーバー構築完了しました。スペック的には十分すぎるほどのモンスターマシンです。CPU温度も26度で冷えています。現在の負荷状況はmuninで見られます。

このブログのMunin

サーバーにインストールしたミドルウェアは、自宅サーバーの構成をご覧ください。
なお、自宅サーバーは、別途レンタルしているさくらVPS(SSDプラン)のZabbixから監視させています。

追記(2013年03月04日)

自宅サーバーのOSをopenSUSE12.3 RC2にアップグレードしました。Linux Kernel 3.7になって、問題なく動いています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください