サイバーエージェントは落ちたのに3回サイバーエージェントからスカウトメールが来た

私も転職活動の話題を。

私が前回転職活動をしたとき、サイバーエージェントから求人サイト経由でスカウトメールが来た。「貴殿のキャリアに大変に興味を持っており、弊社にて活躍頂けるのではないかと思っています」的な内容。「ふーん」と思って、たまに有名企業も受けてみるかと思って、応募してみた。

面接は渋谷・道玄坂のサイバーエージェントのビルで行われた。Javaの試験が出題された。私はPHPやPerlの人なので、正直Javaはあんまり詳しくない。でも何とか頑張って解いた。その後、サイバーエージェントから面接の案内が来て面接へ。

コーディングに関するあれこれや、サイバーエージェントとしてこういう分野に力を入れていきたいという話が盛り上がった。自分はインフラエンジニアとして600台以上の規模のサーバー管理や負荷分散・RPM作成・LVS・VLAN・VPN構築経験もあるので「インフラエンジニアとしても仕事が出来ます。総合力で見てほしいです」という話をした。

「インフラの担当部署は別にあって今日は来ていないので、今日はコーディングの話を」と面接官から言われた。面接の最後に「勤務するとしたらパソコンは何が良いですか?」と聞かれたので「openSUSEでお願いします」と笑顔で答えた。

結果は不採用だった。

「貴殿の今後のご活躍をお祈りしております」的なメールが届いた。自分はJavaの試験だけ受けさせられて、インフラエンジニアとしてのスキルが考慮されていないことに納得がいかず、「インフラエンジニアとしても再度採用をご検討頂けないでしょうか」というメールを送ってみた。そうすると、「この結果は、プログラミング・インフラ両方から検討した結果になります」という返答が返ってきた。

選考課程が良く分からないが仕方ないかーと思っていたけど、転職活動をするために色々な求人サイトに登録したら、必ずサイバーエージェントからスカウトメールが送られてきた。「貴殿のキャリアに大変興味を持っております。一度お話をお伺いする機会を頂戴できないでしょうか」というような内容だ。合計3通送られてきた。匿名での登録とはいえ、そんなにキャリアがマッチしているなら採用してくれよと思いながらスルーした。

その後、転職した会社で働くことになったが、そこに私とほぼ同時期にサイバーエージェントのアドテク関連の技術の偉い人が転職してきた。案の定、技術には暗い人だった。Javaは多少書けるが、DBのインデックスや正規化、LVSの構築やRPMの作成などは全く素人レベルだった。

その分、HadoopやHiveに関しては詳しかったので、データ解析とかは学べたけれど、Javaもけっこうハードコーディングで、PHPやPerlやRubyに関する知識がなく、私がPerlのプログラムについて説明しても「何でPerlなんて使うんですか?」と指摘してきた。L2スイッチやL3スイッチの違いが良く分かっていなかったり、色々な面で私からの技術支援が必要だった。

サイバーエージェントがどんな技術スキルの人材を必要としているのか、今イチ良く理解できない。