オープンソースコミュニティは閉鎖的。オフ会はオープンであるべき

先週、オープンソースコミュニティの酒の会に参加してきた。

openSUSE Linux以外にも、GeekLogやOpenSolarisや東芝でRegzaをLinuxで開発している人なども参加して盛り上がった。

今日は探偵ファイルのオフ会に参加してきた。

私はオフ会で何をしてきたか?残飯処理係だ。

飲み会で女子が「すごーい!」と言ったら「よし、お前はもう喋らなくていいぞ」って意味で書いたように、私は残飯整理係を黙って遂行する。次の料理が運ばれてくるまでに食べて皿を綺麗にしておいて、「こちら下げても大丈夫です」とお店の人に皿を交換してもらう一連の作業が得意だ。タイミングが大事。

特にオープンソースのコミュニティのオフ会って、オープンソースの中身がどうこうよりも、OracleやWindowsの悪口であったり、誰々さんが何々をして盛り上がったとか、内輪ネタの話が多い。私はある程度会話には付いていけるけど、初心者がオフ会に参加したら間違いなく孤立するだろうな。内輪ネタがまず意味不明だろう。

同じことはオープンソースのメーリングリストやコミュニティにも言えて、たまに初心者が雲をつかむような話を投稿すると、熟練の怖い人から「まず検索しましょう」「自分で調べましょう」と返ってきたり、スルーされたりする。

だんだんその雰囲気が重苦しくなって、MLには誰も投稿しなくなる(たまにバージョンが新しくなったアナウンスが投稿される)。そういうオープンソース系のMLを沢山見てきた。IRCもそう。#perl-casual とかは多分カジュアルにPerlの話をしましょうっていうチャネルだと思うけれど、誰か投稿したのを見たことがない。

自分はその雰囲気があまり好きではない。だからオープンソースコミュニティは閉鎖的だといわれるのだろうし、コミュニティメンバーのおっさん化が進んでいるんだろう。今後10年単位でみたら後継者不足から存続が危うくなりそうなコミュニティは沢山ある。

探偵ファイルの飲み会も何ていうか、身内の知っている人同士が盛り上がる飲み会だった。最後のビンゴ大会までやったけれど、あんまり周囲の人と交流できずに黙々と残飯処理係を続けた。世界一辛いという唐辛子を入れた麻婆豆腐はメチャクチャ辛かった。ただ、それも内輪の盛り上がりの話だ。

もっと敷居を下げて誰にでも簡単な敷居で参加できる会がないと、そのうち会のメンバーの固定化が起きて後継者問題が発生してくる。これは遠からぬ話、はてなブックマーク界隈でも問題になることだろう。内輪ネタで盛り上がるのではなく、それも肴の一つにしながら、誰でも参加可能な残飯処理係のいない会を開いていきたい。

ということで、はてなブックマークオフ会は7月の週末に開催予定です。

色々な交流企画を温めておこうと思います(オフ会をきっかけにはてブ婚もあるかも?)