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愚行権の行使が認められるネット社会をつくろうぜ!

∵ 齊藤貴義 ∴ 2017-07-24 ∞ 4'

今のネット社会に足りないのは愚行権の確立であると思う。

Twitterがバカ発見器と言われるように、私達はソーシャルメディアを通じて毎日全国や全世界の馬鹿を発見しては、イナゴのように食い散らかして消費する。彼らの愚行権の行使を尊重しようとする態度が見られない。愚行権は公共の福祉に反しない限りにおいて尊重されるべきである。

人は全て等しく愚かである。だから愚かな過ちを行ってしまうことがある。その中でも刑事罰に至らないような行為は愚行権の行使として尊重したほうがいいのではないか。誰だって愚かになりたい時があるのだ。自分の趣味に関しても、家族に関しても、国家に関しても、じぶんが愚かな行為をする権利は相互に認められるべきであると思う。

愚かさを許容しない社会は息が詰まる。いまソーシャルメディアでSNS疲れが出てきているのも、それが原因だろう。ネットの中でソーシャルにつながった相手の前では、真面目な自分を演じなければならない。だからfacebookはグルメガイドになってしまったのだ。新しいSNSが現れてもまた同じ道を辿るだろう。

愚行を認めよう、奇特を認めよう、そうやって生まれた数奇な出来事に感動しよう。あるいは「世の中には馬鹿な奴がいるなぁ」と思いっきり笑おう。そうすればネット社会はもっと豊かになれる。

誰だって社会的にも経済的にも間違いを起こす。

間違いを何度も何度も繰り返しながら人は学習していく。私も歌舞伎町などで何度もアタリとハズレを引きながら学習してきた。

私はこの愚行権の行使を若い世代にも広げていくべきだと思っている。

今ネット社会に必要なのは、このような愚行権の確立である。

愚行の世界史(上) - トロイアからベトナムまで (中公文庫)posted with カエレババーバラ・W・タックマン 中央公論新社 2009-12-22

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