少子化社会の地域格差
下の図は、国勢調査における子供の数の全国平均と東京23区平均を比較したものです。全国平均で見ると、子供の数は年々減り続けて少子高齢化が深刻化していることは明らかですが、東京23区平均では、子供の数はむしろ年々増加しています。少子化の傾向は東京23区には当てはまりません。全国平均と東京23区との地域格差がかなり如実に出ているグラフになっています。
社会政策としての少子高齢化対策と地域格差
少子高齢化が全国規模で深刻化している以上、その対策は急務ですが、上記のような地域差は考慮する必要があります。東京は異次元と言えるほど子供の人口は増えており、少子高齢化の問題は地域格差の問題とセットで考えるべきだと言えます。