CATEGORY 社会学

エッセイ

男子トイレと女子トイレの区別は必要ない(排泄社会論)

家族とは排泄を共有する共同体である。基本的にいま日本で多くなっている核家族の家庭では、男子トイレと女子トイレを別々にすることはほとんど行われていない。一家に1つのトイレを家族全員が共有することによって、家族は相互に結びついているのである。これは1LDKの部屋でも、六本木の高級住宅でも田舎の一軒家でも変わらない。

歴史・軍事

民主党とスパイの思い出

海江田万里事務所から、「民主党党員登録更新のお願い」という手紙が届いた。「厳しい状況下ではございますが、代表である海江田万里をお支え頂きたく、よろしくご検討いただけますようお願い申し上げます」と書かれてあって、党費6,000円の振込用紙が同封されていた。正直、更新すべきかどうかは迷っていて、まだ返事をしていない。

社会学

いつか革命が起きると信じていた

私が興味を持ったのは革命思想だった。具体的にはマルクスだ。図書館でマルクスの『共産党宣言』を読んで、「ヨーロッパに亡霊が出る」様子がありありと描かれているのに戦慄を覚えた。既に東西冷戦終結し、社会主義国家はオワコンになっていたが、マルクスの指摘した「労働者の疎外」の概念は現代でも適用できるのではないかと思った。

歴史・軍事

化学・生物学による邪馬台国時代の解明

『魏志倭人伝』に記録されている邪馬台国はどこに存在したのか。その位置を巡っては考古学者の間で様々な学説が飛び交っています。しかし、近年の自然科学の発達によって、従来の考古学的なアプローチに限らない研究手法が登場してきました。今回は、化学・生物学を手がかりに、畿内説において邪馬台国があったのではないかとされている纒向遺跡を検証してみます。

歴史・軍事

特別支援教育とは何か

かつて「養護学校」「養護学級」と呼ばれていた障害を持った児童への教育体制が、今は「特別支援教育」という名称になりその役割を大きく変えようとしています。具体的な動きとして、障害の有無によらず誰もが地域の学校で学べる教育(インクルーシブ教育)の取り組みが始まっています。ここでは特別支援教育とは何か、その現状と問題点を考察します。

歴史・軍事

近世日本社会における「藩」意識

近世における統治単位としての「藩」は誰のためにあるのか。歴史学者は、藩を巡る意識の諸相には大きく分けて「御家」の論理と「仁政」の論理があり、その相互の論理には矛盾が存在したことが指摘されています。この矛盾は平常時には意識されることなく藩政で機能していましたが、近世社会の危機が深刻化する中で、その矛盾が顕在化されていったと指摘されています。