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カール・シュミットとナチス政権

1933年、世界で有数の進歩的な民主主義国で行われた、民主的な総選挙。その総選挙で、大勢の人々の拍手と喝采に包まれて第1党となったのは、議会制民主主義を否定する政党でした。このナチスの理論家にカール・シュミットがいます。彼はどのような論理で議会制民主主義を否定していたのでしょうか。

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稟議制とは何か

「ハンコ行政」という言葉があります。役所の意思決定は文書とハンコを通じて行われるわけですが、その動きの鈍さや審議の薄さを皮肉った時などに使われる言葉です。このハンコが押される意思決定の書類は「稟議書」と呼ばれ、その書類が下の役人から決裁者まで運ばれていくシステムは「稟議制」と呼ばれます。稟議制はどういう構造になっているのでしょうか。 

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政党とは何か

「民主主義でやれば、かならず政党というものができるのです。また、政党がいるのです。(略) ドイツやイタリアでは、政党をむりに一つにまとめてしまい、また日本でも、政党をやめてしまったことがありました。その結果はどうなりましたか。国民の意見が自由にきかれなくなって、個人の権利がふみにじられ、とうとうおそろしい戦争をはじめるようになったではありませんか。」(文部省『あたらしい憲法のはなし』より)

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『自由主義の再検討』を読む

ここでは、藤原保信の『自由主義の再検討』という本を通じて、自由主義はどのようにして正当化されたのか、数世紀にわたって行われた社会主義による自由主義への挑戦とは何だったのか、人類に残された最後の思想としての自由主義が克服していかなければならない問題点とは何か、などを整理していこうと思います。