秋葉原の求人サイト構想

2006年9月30 秋葉原!求人サイト 第三回作戦会議

Akihabara street

基本コンセプト

  • 秋葉原の地域情報ポータル「秋葉原ナビ」(仮)を開設する
  • 秋葉原ナビでは、秋葉原地域の求人情報を中心に、地域の店舗の最新情報や企業の動向、秋葉原で話題の最新トピックを紹介する。
  • 地域情報を提供することによって、訪問者間の人材交流を深めて、秋葉原地域の活性化に寄与することを目的とする。
  • 秋葉原ナビの運営主体は有志と協賛団体による共同事業とする。

企画の背景

  • 秋葉原の産業構造の歴史的背景
    (戦後の闇市を起源に世界有数の電気街として発展。現在は電機分野以外にも各種オタク文化の発信拠点やIT企業の拠点)
  • オタク市場を中心とした秋葉原地域の活性化
    (野村総合研究所の2005年の試算によるとオタク人口は172万人、市場規模は4,110億円。参考:2006年の携帯電話通販の市場規模5,000億円にほぼ匹敵。今後さらなる発展の潜在的可能性)
  • 企業の活動拠点としての秋葉原
    (以前より雑居ビルを中心にソフトウェア・コンテンツ会社が設立。複合型オフィスUDXが誕生。通信インフラの整備)
  • 交通の要衝としての秋葉原
    (山手線、中央線・総武線、京浜東北線、地下鉄日比谷線、さらに2005年につくばエクスプレスが開業。秋葉原駅の乗降客数はJR東日本 171,166人、東京メトロ116,333人、つくばエクスプレス41,200人。大型駐車場も整備され車でのアクセス利便性も向上)
  • インターネットの発展
    (総務省の通信利用動向調査によると、2006年のインターネット利用者数は8,529万人。人口普及率は66.8%。ブロードバンド回線利用率は4,707万人。世界有数の高速通信インフラが整備されている)
  • インターネット求人サイトの活況
    (リクナビ会員数53万人、リクナビNext会員数450万人、Find Job!100万人)
  • 現状の求人サイトの問題点
    (地域分類を並列に配置。地域の文化性は考慮されておらず、秋葉原のような他地域と異なる文化業界や特殊技能も並列に配置。全ての求人が一覧配置された利便性が存在するが、地域性に対応しきれていない)
  • 秋葉原地域の活況→人材募集熱→インターネット求人の隆盛→各種求人サイトが地域セグメントポータルに対応できていない(秋葉原の地域的特殊性)→秋葉原専門の求人サイトの潜在的需要?

Yodobashi Camera - Akihabara

企画において考慮すべき点

  • 求人サイトとの競合可能性
    (圧倒的会員数・登録企業数、資金力、今後の地域特化型の展開可能性。新規の同種サイトの開設可能性)
  • 潜在的需要の開拓限界点
    (秋葉原ブームは一時的なものか?産業衰退、人材飽和の可能性も。秋葉原に求職することに抵抗がない人がそもそもどれくらいいるか)
  • 秋葉原は一つではない
    (各種のジャンルが異なる産業が乱立。秋葉原の中でも各カテゴリが独立しており共通点は地域の呼称と地域性でしかない)
  • ITリテラシーの高さ
    (秋葉原は利用者も企業もITリテラシーが一般に高い。中途半端なインターネットコンテンツでは廃れる可能性が高い)
  • 信頼性の維持
    (個人情報保護の法整備と意識の高まり。利便性とセキュリティの維持の両立確保の必要性)
  • 運営主体の責任体制
    (運営主体の活動形態、管理責任、組織活動費の捻出、著作権の管理体制)
  • 求人側と求職側のミスマッチ
    (求人側の求める人物像と求職側の求めるワーキングスタイルがマッチするか)
  • ビジネスモデルの可能性の検討
    単純な広告か、求人原稿単位か、成果単位か、その他か?また一般的な相場は?秋葉原でのマーケット規模は?
  • 競合、類似媒体の調査分析
    オールアバウトやリクルートやフリペのビジネスモデル、アキバBLOG、カカクコム、アスキー、ソフトバンク、デジハリなどの動向など。一部の参加者が知っていても企画に反映できないと、体力勝負でかなわない可能性がある。

秋葉原ナビの機能

基本コンテンツ(静的ページ)

  • 秋葉原の総合的な新着情報
  • 秋葉原の各店舗・各企業の紹介(連載取材企画)
  • 各ジャンルの執筆者による投稿記事
  • 訪問者によるタレコミ情報

訪問者会員機能(動的コンテンツA)

  • 会員登録(プロフィール設定、エントリーシート登録)
  • 求人情報検索(フリーワード、カテゴリ、各種条件など)
  • 求人要項の閲覧
  • 求人要項への応募(エントリーシートのデータ呼び出し)
  • 私書箱機能(メッセージ管理)
  • スカウトメール受信機能
  • 求人の応募メッセージ管理
  • 求人面接のスケジュール管理
  • タレコミ機能(CGMとしての展開)
  • ソーシャルな地域情報評価システムの導入(SBM、SNSとしての展開)
  • スキルシート、認定試験などの受験

企業会員機能(動的コンテンツB)

  • 会員登録(企業情報、求人要項)
  • 求職者検策(フリーワード、カテゴリ、各種条件など)
  • 求職者情報の閲覧
  • 求職者へのスカウトメール(企業情報呼び出し)
  • 私書箱機能
  • 求職のメッセージ管理
  • 求職の面接のスケジュール管理
  • 企業のコンテンツ提供機能
  • ソーシャルな情報評価の承認・拒否機能
  • スキルシート設定機能
  • 掲載料金支払いのオンライン決済システム

運営側機能(動的コンテンツC)

  • 基本的に会員の行う機能は全てサポート側が使用できる
  • 会員情報管理、求人情報管理のインターフェース
  • 同報メール配信、ユーザー単位メール配信機能
  • コンテンツ投稿管理
  • 広告出稿管理

*複数のフェーズに分けて機能を実装していく

運営体制

  • 組織名称
    秋葉原ナビ設立委員会(仮称)
  • 運営組織
    (委員会は有志と協賛団体によるボランティアベースの事業共同体とする。NPOや有限責任事業組合などの法人格の取得は行わない)
  • 組織の目的
    (委員会は秋葉原に地域活性化に貢献することを目的として結成する。利益に関しては団体の発展と維持のために共同で保有し、必要経費や活動費用に関して捻出する。専属運営や専属サポートや開発や記事執筆に関してはその手間に応じた費用を捻出する)
  • 参加形態
    (委員会には基本的に誰でも参加できる。意志決定は委員会の定例会で審議と多数決により行う。常設の運営部が原案立案と執行にあたる。運営部とサポート部に関しては投票で選出する)
  • 各セクション
    委員長(委員会を代表して権限を行使する)
    運営部(委員会の管理・運用・渉外を担当する)
    事務部(委員会の予算の経理、各種事務手続きを担当する)
    サポート部(ナビの各種サポートを行う)
    編集部(ナビのコンテンツ立案・取材・記事執筆や執筆依頼)
    開発部(ナビの技術開発。サーバーのメンテナンス)
    デザイン部(ナビのデザインを担当。デザインの依頼)
    *メンバーは複数のセクションを掛け持ちできる。各セクション
    にはリーダーを設ける。

開発計画

  • サーバーのハードウェア構成
    (当初はミニマム構成でサーバー会社にハウジングを行う)
  • サーバーのソフトウェア構成
    (OSはLinux。ミドルウェアとしてApache、Perl、PHP、必要に応じてTomcatなどを導入。SSL対応)
  • アプリケーションの開発
    (フレームワークを活用して、各種ロジック部分を実装していく)
  • 開発スケジュール
    (ボランティアベースで進めるので年内の独自開発完成は困難と判断。当面はコンテンツ管理にオープンソースのエンジンを選定して仮オープンに間に合わせる)

運営計画

  • サイト仮オープン時期
    (求人情報の需要が高まる年末に仮オープンを目指す)
  • 仮オープンの範囲
    (年末までに動的コンテンツを整備することは困難。静的コンテンツを中心にサイトの特集とメールなどでの連絡を中心とした情報サイトをまず開設する)
  • 正式名称決定
    (10月中旬までに正式名称とドメイン名を決定)
  • サーバー準備計画
    (10月下旬までに当面のサーバーを確保・申し込み)
  • コンテンツ確定
    (11月上旬までに仮オープンのコンテンツを確定)
  • 記事編集・サイト設計・デザイン・コーディング
    (11月上旬から開始することを目指す)
  • 協賛団体のアプローチ・広報活動
    (11月上旬から開始することを目指す)

組織計画

  • 正式名称決定
    (10月中旬までに正式名称を決定する)
  • 委員会規約策定
    (10月下旬までに規約の原案を策定。規約の議論開始)
  • 定例会制度の導入
    (毎月の定例会の開催曜日を決定。各部ごとの個別会合も開催)
  • カンパ
    (1人毎月500円程度を目安としてカンパを集めたい)

広報計画

  • SNSを活用した広報
    (mixiなどでの告知・口コミ・活動メンバーの募集)
  • 秋葉原の店舗・企業への打診
    (店舗・企業用に媒体資料を作成して配布)
  • 商工会議所や任意団体・サークルへの打診
    (同じく媒体資料を作成して配布。協賛団体を受け付け)
  • 各種ニュース機関への打診
    (秋葉原系情報サイト、ネットニュースサイト、マスコミへ媒体資料を送付。取材受付)
  • パンフレットの設置
    (委員会のパンフレットを作成し、フリーペーパーのように各店舗や秋葉原の要所に配置する→秋葉原の一般人向け)
  • プレスリリース
    (仮オープンができた時点でプレスリリースを配信開始)

収益構造

  • 広告料
    • トップページ広告
    • 各記事カテゴリ別広告・求人カテゴリ別広告
    • Google Adsense
    • アフィリエイト
    • メルマガ広告
    • (秋葉原求人サイトの独自バナー広告枠を設ける。各セグメントに応じた効果的なバナー出稿とphpAdsNewなどによる広告管理システム。インプレッション数とクリック数取得)
  • 原稿掲載料
    • 一般求人原稿掲載料
    • 特殊求人広告掲載料
    • (Find Jobは初回無料で次回以降1件1万円。リクナビNextは180万円〜20万円。秋葉原ナビでは、契約金額を上限とした求人原稿閲覧数と応募メール着信 数の成果報酬制度を導入。例:1万円プラン→閲覧1につき基準価格0.5円、応募メール基準価格1につき50円で1万円限度額に達した段階で掲載終了。限 度額に達さなかった場合は、基準価格をベースに請求額を決定。さらに地図連動や特集記事などの特殊求人原稿枠も用意)

分配構造

  • 予算管理
    (サイト運営上の収益・協賛金・カンパなどは全て委員会の口座に入れて予算として計上する。半期ごとに予算を報告する)
  • 分配の目的
    (予算の分配は会の継続的運営と発展を主目的とする。ただし常勤でサイトの作業に従事している場合、その時間と技能に応じた経費を支払う)

法務対応

  • 個人情報保護
    (個人情報は厳格に保護し、外部への流出を防止する。)
  • 掲載ガイドライン策定
    (掲載基準を設け、法律に違反した求人は禁止する。サポート側で掲載段階チェック)
  • 著作権管理
    (サイトの著作権は委員長が保有する。ただし、委員長の著作権の行使は規約により、委員会の管理の下に制限する)
  • 紛争の調停
    (利用規約を定め、最初に規約に同意してもらう。情報の掲載や応募は自己責任とするが、紛争が発生して調整に失敗した場合は、規約に定めた裁判所に届け出る)

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