自由日本の盾となれ

私の通っていた相馬の小学校の校歌です。

「ゆるがぬ姿 明日はまた 自由日本の盾となれ」

小学生の私はこの校歌を歌い、こんな人になりたいなぁと思いながら育ってきました。

(福島県相馬市立中村第一小学校 校歌)

私の尊敬する人の1人は、アメリカの国家安全保障局(NSA)の真実を告発し続けているエドワード・スノーデンさんがいます。彼のようにはなれないけど、彼のように真実を書き続ける人でいたい。

先日、「WEB業界にも黒い話は沢山あるよ。アクセス水増し・バナクリ水増し・営業水増し」という記事を書きました。その記事は、特定企業の名前は出さずに、WEB業界のバナクリ水増しなどの実態を告発する記事でしたが、この記事について「思い当たる」と思った企業から今日私の携帯に電話が掛かってきました。「『上場した』と書いてあるのが社内で問題になっている。記事を消してほしい。消さなければ正式な問題にする」とのことでした。

ネット弁慶でコミュ障な私は、突然掛かってきた電話にうろたえ、「特定されないように記事を書いている」と答えました。でも、やはり「上場した」の表現がまずかったようです。結局、記事を消すことを約束して消しました。既に魚拓も沢山取られて、Tumblrとかでも id:otsune さんなどが拡散されているので、記事を消すのにはセレモニー的な意味合いしかないと思いますが。訴状とか文章だったら晒すだけなんですが、突然の電話は記録に残らないから本当に苦手。

結局、記事を消しちゃった自分はまだスノーデンさんのようにはなれていないんだな。でも、自由日本を守る盾になりたいっていう子供の頃からの夢はあります。

私がWEB業界の黒い話題を語るたびに「NDAを守らなくて頭が弱い」的な心配をされます。いちおう過去にお世話になった企業には義理と恩義を感じているので、特定企業名は書いていないし、私が勝手な妄想で語っているのかもしれません。それに、不正や詐欺を社会的に告発せずNDAを守り続けるのって意味があるんでしょうか。増田で書けば良かったのでしょうか。

企業は暴かれても困るような不正をしなければ良いのだと思います。司法判断はどうなっているのでしょうか?ブログの中でのNDAって難しいですね。あと、これから掛かってきた電話については録音するようにして、皆さんにも公開できる状態にしたいなと思います。

自由とは「状態」ではなく「運動体」です。自由のために戦うことをやめたら、そこには不正を行う企業への奴隷的隷属しか待っていないでしょう。

自由日本の盾となれる人を目指したいなと思っています。小学校の頃からの夢だったから。