テレビ東京『ナゼを解明!ヒットの真相』に協力しました

テレビ東京『ナゼを解明!ヒットの真相』に協力

7月14日(日)16:00〜テレビ東京系で放映された「ナゼを解明!ヒットの真相」という番組にリサーチ担当として協力しました。

「ナゼを解明!ヒットの真相」はマーケティングを前面に打ち出した異色の番組です。「現代マーケティングの父」と呼ばれるフィリップ・コトラー教授も登場しました。番組のプロデューサーの依頼で私がリサーチを担当して、コトラー教授の研究調査・取材先のリストアップ・首都大学東京の水越康介先生との打ち合わせ・放送作家との打ち合わせなど色々やりました。番組のテロップに私の名前が出ています。

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番組の構成

番組ではマーケティングの成功事例として以下の5つを取り上げました。

  • SHIBUYA109
    女子高生にターゲットを絞ってブランド戦略。大阪にも「SHIBUYA109」のブランドで進出
  • キットカット
    「きっと勝つと」という方言にちなんで願掛けに使われていた地方に注目し、受験生を応援する商品としてブランド戦略を展開
  • JINS PC
    ブルーライトから眼を保護するメガネを開発し、視力が悪くない人もターゲットにするブルーオーシャン戦略
  • マルちゃん正麺
    カップ麺に押されていた袋麺市場にあって、新技術によって製麺を刷新し、新しい市場を開拓
  • ネスカフェ
    1杯から作れるコーヒーメーカーを開発しイノベーションを起こした

コトラー教授の研究調査

イノベーションのアクターの6分類

コトラーはイノベーションを以下の6つの役割を持った人々の相互作用として捉えました。これをコトラーは「イノベーションの6I」と呼んでいます(Initiate、Investigate、Ideate、Invent、Implement、Instrumentation)

[A]アクティベータ(Activators)
段階や局面にとらわれずに、イノベーション・プロセスを始動させる人たち。のちに(必ずではないが)イノベーション・チームの構成(だれがどの役割を担うか)に影響を与える場合もある。平たくいえば、アクティベータの役割は、プロセスを開始(Initiate)することだ。

[B]ブラウザ(Browsers)
情報収集を専門とする人たち。新しいものを生み出すのではなく、グループに情報を提供する。任務は、プロセス全体を通じて調査(Investigate)を行い、プロセスを開始するために必要な情報や、新しいアイデアの適用に役立つ情報を収集することだ。

[C]クリエータ(Creators)
グループのためにアイデアを生み出す人たち。新しい概念や可能性を着想(Ideate)し、プロセスを通じて、新しい解決策を探し求める。

[D]デベロッパ(Developers)
アイデアを製品・サービスに落としこむ人たち。アイデアを有形化し、コンセプトに形を与え、大まかなマーケティング計画を策定する。クリエータはアイデアを生み出すが、デベロッパは新しい物事を考案する。任務はアイデアを解決策に変えること、つまり考案(Invent)だ。

[E]エグゼキュータ(Executors)
導入と実行にまつわるすべてを引き受ける。任務は実行(Implement)、つまり、開発中のイノベーションを組織や市場に導入することだ。

[F]ファシリテータ(Facilitators)
イノベーション・プロセスの進捗に応じて、新しい支出や必要な投資に承認を与える。またプロセスが行きづまらないよう取り計らう。任務はイノベーション・プロセスの後押し(Instrumentation)だ。

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